2013-10

日帰り旅/鹿児島(九州新幹線・フェリー・桜島) - 2013.10.30 Wed

フィンランドが終わった途端、またえらい近所の話に戻ってすみません。
2013年9月、熊本からの鹿児島への日帰り旅です。

何しろ9月になってもまだまだ暑く、かき氷のおいしい九州です。

本場の鹿児島には、カップじゃない「しろくま」があると聞き、ぜひとも
生しろくまを食べてみたいと思うようになりました。

※「しろくま」は練乳味の氷に小豆や果物がトッピングされているかき氷です。
熊本ではカップ入りと棒状のしろくまがコンビニで売られています。

九州新幹線で南下して、一路しろくまを目指します。

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約1時間ほどで終点の鹿児島中央駅に到着です。

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改札を出てすぐの観光案内所で、鹿児島市交通局の一日乗車券を購入しました。

大人600円で市電・市バスが乗り放題になる他、様々な観光施設で割引が受けられる
というすばらしいチケットです。

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↑こちらの画像は鹿児島市交通局の公式サイトからお借りしました。

外に出てみると、駅ビルには観覧車が乗っかっていました。梅田っぽいです。

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8月に派手に噴火した桜島は、まだまだ絶賛噴火中のようです。灰が積もっています。

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様子を見に行ってみましょう。市電に乗って、桜島を目指します。

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「市役所前」の電停で下りて5分ほど歩くと、鹿児島港(桜島行ターミナル)に着きます。

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桜島港までは、フェリー(一日乗車券で割引あり)で15分程度です。
このフェリー、24時間運航しているなんてすごいですね。

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平日のためか、すいていました。

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そんなに短い航路なのに、船内にはうどん屋さんがあります。
鹿児島出身の友達にすすめられたこともあり、朝ごはん代わりにいただきました。

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薩摩揚げが乗っています。さりげない鹿児島アピールを感じます。

おいしいうどんに夢中になっているうちに、早くも桜島港が見えてきました。

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上陸しました。石はやっぱり溶岩が固まった感じです。火山の島です。

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バス・レンタカー・レンタサイクル等で島内を一周することもできますが、
今回は日帰りなので時間も限られています。

港から徒歩5分ほどの桜島ビジターセンターをたずねることにしました。
桜島の歴史や見どころなどの紹介ムービーを見ることができました。

展望所まで行かないと、あまり景色は望めません。
ビジターセンター付近からは、こんな感じです。

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市内へ戻るフェリーから、ふと噴火の様子が見えました。

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桜島は、引き続き絶賛噴火中のようです。
右端のほうに見えるグレーの煙は、雲ではなくて噴煙です。

とんでもない絶景だけれど、こんなにもくもくする活火山が間近にあるなんて、
ちょっと怖い気もします。鹿児島って何だかすごいところです。

しろくまを目指して、次回へ続きます。いつも読んでくださってありがとうございます。






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アイラ島へ旅したくなる本 - 2013.10.29 Tue

旅に出たくなる本・映画 第2回です。

【もし僕らのことばがウィスキーであったなら】



美しいタイトルにひかれて買った、村上春樹さんの旅行記です。

私は決して彼の本にくわしい訳ではありません。

最新作の田崎つくるはまだ読めていないし、ねじまき鳥は20代の頃に、
お付き合いしていた商社マンに貸したまま返ってきていない始末です。

そんなゆるい読者でありながら、何度でも読み返しているのがこの本です。

村上春樹さんがスコットランドのアイラ島、アイルランドを旅しながら、
蒸留所を見学したりバーに入り浸ったりしてウイスキーをしこたま飲むと
いう話です。

シングルモルト・ウイスキーが好きなので、興味深く読めました。

でもそうでなくても、またお酒が飲めない人でも、丁寧で美しい筆の運びに
乗せられて、ついつい読み進められると思います。

奥様である村上陽子さんの撮られた写真も載っています。
たくさんの印象的な風景が切り取られていて、文章によく合って素敵です。

私はイギリスに行ったことがありません。
訪ねてみたい国のひとつだし、シングルモルトの聖地であるアイラ島には、
いつか必ず行きたいと思います。

アイルランドの田舎を車でふらりと旅して、おいしそうなレストランを
見つけたら黒ビールを飲み、食事をとる。
食後にはアイリッシュ・ウイスキーを少し飲む。

とても贅沢な旅です。

こんな風に旅をしたい、と思わせてくれる本です。

アイルランドの小さなバーで、タラモア・デューを飲んでみたくなります。

アイラ島では、蒸留所めぐりをしながら島を一周したいし、生ガキに
ウイスキーをちょっと垂らして食べる、というのも試してみたいと思います。



それにしても、美しくて切ないタイトルです。

すべての物事を、そして世界をノベライズするのが仕事なのだから、
小説家は大変な稼業です。

そんな彼の苦悩がほんの少し、のぞけるような描写もあります。

美しく静かで芳醇で、まるでウイスキーのようなエッセイです。

読めばきっと、スコットランド・アイルランドへの旅に出たくなること
うけあいです。

ぜひどうぞ。




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ヘルシンキへ旅したくなる本と映画 - 2013.10.27 Sun

フィンランド・エストニア旅行記が終わったところで、プログに新しいカテゴリ
「旅に出たくなる本と映画」を作ってみました。

第1回は、「かもめ食堂とその周辺→ヘルシンキ」です。

初めてのヨーロッパ旅行でフィンランドを選んだ理由のひとつには、この映画や
関連本との出会いがありました。



【かもめ食堂(DVD)】

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ヘルシンキの短い夏の空気、におい、日ざしが閉じ込められている映画です。
荻上直子さんらしく淡々と進んでいく物語は心地良く、さらりと観られます。

ハカニエミのマーケットカフェ・アアルトヌークシオ国立公園などの映像が
美しいです。
IITTALAやmarimekkoなど、フィンランド・プロダクツが見本帳のようにたくさん
出てくることも楽しみのひとつです。

ヘルシンキへ旅行される前には、ぜひともご覧いただきたい作品です。

旅行のあと、忘れがたいヘルシンキの余韻に浸るにもぴったりでした。



【かもめ食堂(小説)】

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群ようこさんの小説版は、映画を見た後に読みました。
雰囲気によく合った装丁が素敵です。

映画ではほとんど描かれていない3人の女性たちの背景、ヘルシンキへやって来る
までの経緯などが書かれており、物語にぐっと奥行きが出ています。

現実的で無理のない展開なので、地に足がついた安定感もあり、映画とはまた
違ったおもしろさがあります。

個人的にはこちらも好きです。



【わたしのマトカ】



映画「かもめ食堂」でミドリ役を演じた片桐はいりさんが、ヘルシンキでの
ロケ撮影を含めた、約1か月間のフィンランド滞在について綴られたエッセイです。

彼女の文章はとてもみずみずしくて魅力的です。

タンペレのムーミン谷博物館に行ったり、トナカイの苺ソースがけを味わったり、
日本食が恋しくて中華食材屋さんを訪ねたり、そんな日常が興味深く綴られています。
フィンランドへの旅行の前には、忘れず読みたい1冊です。


かもめ食堂とその周辺、上記の3つを鑑賞すると、きっとヘルシンキへの旅に
出たくなることうけあいです。

ぜひどうぞ。

  




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フィンランド・エストニア旅行記7日目(FINNAIRで帰国) - 2013.10.26 Sat

フィンランド・エストニア旅行記、最終回です。

まだ帰りたくないけれど、そろそろ空港に向かわねばなりません。
ホテルに戻って荷物を受け取り、ヘルシンキ中央駅へ向かいました。

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中央駅前のバス乗り場から、空港行きのリムジンバスに乗ります。
運転手さんにヘルシンキカードを提示すると、6.2€から4.8€へ割引が受けられます。

名残惜しいヘルシンキの街を眺めながら、バスは順調に進みました。

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ヴァンター空港はそれほど大きな空港ではありません。
自動チェックイン機で手続きをした後、荷物を預けました。

そしてあっさりとスタンプが押され、出国してしまいました。

空港内は無料Wi-Fiが使えます。
思えばNOKIAの国にiPhoneを握りしめて乗りこんだ訳ですが、ネット環境はよく
整えられていて快適でした。
ホテルでも毎日付与されるパスワードを使って、無料のWi-Fiを利用できました。

時間つぶしに免税店をうろうろしました。

お店で迷って買わなかったARABIAのムーミンたちを、残ったユーロで購入しました。

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いよいよ出発です。帰りのフライトは10時間を切る近さです。

機内食はミートボールにじゃがいも、スモークサーモンが揃って出てきました。
フィンランド総集編のような献立です。

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何だかもったいなくて、ちょっとずついただきました。




こうして初めてのヨーロッパ、初めてのフィンランドの旅が終わりました。

この旅の2か月ほど後に結婚することが決まっていた私にとっては、はるばる
ユーラシア大陸の果てまで出かけて行って、極東の小さな島においてきた人の
ことばかり考える、そんな旅でもありました。

ヘルシンキは、たくさんのインスピレーションをくれる街です。

私のようなヨーロッパ初心者にも、旅行しやすいところでした。

成田から直行便で10時間半。
街はコンパクトで、トラムなど小回りのきく公共交通機関が発達しています。

訪れる季節は、サーリセルカの極夜を体験するとかサウナから半分凍った湖に
飛び込むとか、そういう目的がある場合を除けば、やっぱり夏が良いと思います。

夏ならば夜まで明るく、治安も問題ありませんでした。(あくまでも個人的な感想です)

ヘルシンキ中心部に限れば、英語もかなり通じました。

物価は安くないので、再訪できるなら円高の時にしたいと思っています。
この時は1€=100円だったので、物価の高さもそれほど感じませんでした。

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本当にすばらしいところです。また行きたいな。

読んでくださってありがとうございました。





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フィンランド・エストニア旅行記7日目(ヨハンネス教会・アテネウム美術館) - 2013.10.25 Fri

ついにこの日が来てしまいました。

ヘルシンキ滞在7日目。午後のフライトで、日本へ帰らなくてはなりません。

ホテル「スカンディックマルスキ」の朝食のパンは、最後まで飽きることなくおいしく
いただけました。と言うか取りすぎです。

ひとつひとつがとても小さいという事で、お許しください。

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滞在最終日、ヘルシンキカード(HC)利用最終日でもあります。

さっそくトラムで建築博物館(HC利用可)に行ったものの、休館でした。

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トリップアドバイザーの口コミでは、つまらない、しょぼい等と散々な評価なので
見られなかったことも特に問題はないのかな。

近くに建っていた、名も知らぬ教会がとても美しかったので、良しとしました。

空に伸びる尖塔の先は雲一つなく晴れて、すがすがしい朝です。

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帰国後に調べたところ、ここはヨハンネス教会という名前でした。
19世紀に建てられたネオゴシック様式の建物なのだそうです。

予備知識を何も持たずに見ても、しみじみと美しく荘厳な佇まいでした。

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そんな教会の裏手の小さな公園では、ちびっこ達が遊んでいました。

道路工事の交通整理の人みたいなファッションがかわいいです。

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ホテルへ戻り、早めのチェックアウトをしました。
チェックアウト後も、荷物は出発まで問題なく預かってもらうことができます。

建築博物館で肩すかしにあったので、ヘルシンキ中央駅の目の前にある
アテネウム美術館」に行ってみることにしました。

内部は撮影禁止につき、入口付近の写真のみお楽しみください。

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フィンランドの画家の特別展が開催されていました。

2日前の現代美術館KIASMAで、ぬいぐるみに包帯がぐるぐる巻きになって
色とりどりに塗られていて周りに新聞が散らしてあってアンビエントテクノが
BGMに流れているアート作品、とかが今ひとつ理解できなかった私には、
安心感があって良かったです。

ここでは思いがけず、鈴木春信の浮世絵もありました。

浮世絵コーナーは、障子越しの柔らかい明かりのような控えめな照明の下で、
間近に絵を見ることが出来ます。

素敵な美術館でした。

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その後はヘルシンキ中央駅近くにある郵便局に寄って、センスの良い絵葉書や
ムーミングッズを調達しました。

おなかは減っていないけれど、ちょっと休憩しましょう。

駅前のカフェでSさんはアイスクリームを、私はボウルにたっぷりのカフェオレを
いただきました。

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楽しい旅が、もうすぐ終わろうとしています。次回へ続きます。





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フィンランド・エストニア旅行記6日目(EKBERG・サルミアッキ) - 2013.10.23 Wed

ヘルシンキでの滞在6日目、続きです。予想外の雨の中、6Bのトラムで移動です。

午前中の市内観光バスツアーで、車窓から見かけて気になっていたお店に
行ってみることにしました。

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EKBERG(エクベリ)」という名の、ヘルシンキで最も古いと言われるカフェでした。

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にわか雨で、オープンカフェが大変なことになっています。

隣には、同じエクベリのパン屋さんがありました。
かもめ食堂でおなかがいっぱいの私たちは、夕食用にパンのテイクアウトをしました。

ここでも番号札を引いて順番を待ち、注文する方式でした。
やっぱりヘルシンキは番号札が多い街です。

小雨の降る中、トラムで市街中心部へ戻りました。

ヘルシンキカード(HC)強化デーという事で、もうひとつ博物館に行きます。
大聖堂にほど近い「ヘルシンキシティミュージアム」(もちろんHC利用可)に入ってみました。

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石造りの建物が素敵です。ここは小ぶりながら、なかなか楽しい博物館でした。

古い映画についての展示があります。

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レトロなドレスたちの華美すぎず上品な美しさに、ため息です。

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その後もヘルシンキ最後の夜がもったいなくて、あちこち歩き回りました。

HCで一度くらい地下鉄も、ということで無理やり乗ってみたりもしました。

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写真が雑ですみません。
街中はトラムでこと足りるので、地下鉄はほとんど使いませんでした。

少し疲れておなかも減ってきたので、ホテルに戻りました。

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夕食は「エクベリ」のきのこのタルトに、SOKOSの地下にあるスーパー「エスマーケット」で
買ったミートボールです。

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クリームソースでいただくミートボールは、ほっとする味でした。
エクベリのきのこのタルトやシナモンロールも、香り豊かで美味でした。

エスマーケットでは、お土産用のムーミンのキシリトールガムなどとともに、
世界一まずい飴、の呼び声高い「サルミアッキ」も買ってみました。

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真っ黒です。Sさんと二人、とりあえず口に入れてみます。

塩と砂糖が効いていて薬っぽい風味もあるけれど、それ以上に石油化学製品の味が
しました。石油化学製品を食べたことはないのですが。

標準的な日本人の味覚では、美味しいとかまずいとかでなく、ジャンルとして
「食べ物」に感じない味だと思います。二人して身もだえしました。

Wikiによると、主な材料は塩化アンモニウムと生薬の甘草なのだそうです。
塩化アンモニウムって食べて良いんでしょうか。フィンランドの食文化は奥が深いです。

最後の夜だというのに、やっぱりまだまだ知らないことばかりのフィンランドでした。






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フィンランド・エストニア旅行記6日目(かもめ食堂・カハヴィラスオミ) - 2013.10.22 Tue

フィンランド・エストニアの旅6日目、市内観光からの続きです。
3Bのトラムに乗って、かもめ食堂を目指しました。

またダースベイダーみたいな黒くてつやつやの車両です。

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映画「かもめ食堂」のロケ地は「カハヴィラ・スオミ」という名前の、フィンランドの
家庭料理が食べられるお店です。

トラムの走る通りから一本中に入った、静かな雰囲気の路地にありました。

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お客さんは日本人ばかりかと思いきや、テラス席ではローカルのおじさまが
雑誌を読みふけっていました。手にはコーヒーです。

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映画で使われている内装やテーブルの配置とはちょっと違います。
食器や家具も別のものでした。

中の様子がわかる写真がなくてすみません。
私達のテーブルからは、カウンターごしに大きなポスターが見えました。

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いい雰囲気です。

「かもめ食堂」のおにぎりがものすごく食べてみたいけれど、本家のカハヴィラ・
スオミにはありません。シナモンロールは置いてありました。

お得なランチメニューの中から選ぶことにしました。
看板商品のミートボールは、この日のランチセットの中には無いので却下です。
通常メニューで13€くらいでした。

やっぱりお魚にしましょう。
フィンランド上陸からエストニアでも完全にサーモン縛りになっていたので、
今回はタラのフライ・マッシュポテト添え(8.2€)をお願いしました。

付け合せのじゃがいもは、好みの調理方法を選べます。
サラダとパンは好きなものを取ることが出来ました。

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メインが来ました。
大家族ですかっていう感じのマッシュポテトの量ですが、これで一人分です。


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さくさくしたフライに、レモンの効いたタルタルソースがよく合います。

フィンランドは洗練された料理のある美食の国、ではないかもしれないけれど、
おいしいものはたくさんあります。

スーパーで買ってきた新鮮なベリー類とか、老舗のパン屋さんのシナモンロールとか、
カフェのテラスで飲んだコーヒーとか、懐かしく思い出すフィンランドの味は
そういうものたちです。

すっかりおなかがいっぱいです。満足してお店を出ました。

午前中はあんなに良い天気だったのに、大通りまで歩いたところで激しい
にわか雨が降ってきました。

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お散歩は取りやめて、再びトラムに乗りましょう。

次回へ続きます。いつも読んでくださってありがとうございます。



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フィンランド・エストニア旅行記(6日目/シティツアー・テンペリアウキオ教会)  - 2013.10.20 Sun

フィンランド・エストニアの旅6日目、滞在も残り1日半になりました。

朝食を取りつつ、ヘルシンキカード強化デーにしよう、とSさんと相談しました。
強化デーと言っても、もともと有効期間は3日間です。とりあえずめっちゃ使いましょう。

ダースベイダーみたいな黒いトラムで移動します。

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通常25€の「オーディオシティツアー」が、ヘルシンキカードの提示で無料になります。

エスプラナーディ公園内にある小さな観光案内所でツアーの申込をしました。

冬季は1日1回・夏季は1日2回程度は催行されている、人気の市内観光ツアーです。
1.5時間ほどかけて市内の名所を回ってくれます。

こんなバスがやって来ました。

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日本語も選べるオーディオガイドをもらって、バスに乗り込みます。
英語、イタリア語、フランス語などが飛び交うグローバルな車内でした。

とてもいい天気です。空の青と芝生の緑が、嘘みたいにきれいでした。

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ヘルシンキ大聖堂、フィンランディアホールなどの車窓観光のあと、テンペリアウキオ教会
到着しました。
1960年代に岩をくりぬいて作られた、ルーテル派の教会です。

外観は、石と岩です。

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岩の上の十字架が、かろうじて教会らしさを主張していました。

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よく分からないので、中に入ってみました。

中も石と岩です。鍾乳洞か山寺にでも来たような気分です。

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岩盤を掘り下げて、ドーム状の屋根を張った礼拝堂が広がっていました。
自然光がたっぷり入ります。

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ダイナミックで不思議な建築ですが、観光客が多いのとツアーの時間制限もあって、
あちこち探検することは出来ませんでした。

教会と言うよりはコンサートホールのような印象でした。


再びバスに乗り、次はシベリウス公園で下車観光です。

ガイドブックでよく見かけるモニュメントを遠くからチラ見して、すがすがしい緑の中で
深呼吸をしました。風が気持ち良いところです。

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もちろん興味があれば、もっと近づくことも出来ます。遠くからの写真ですみません。

ちょっと不便な場所も含めてさらっと市内観光が出来るツアーというのは、なかなか
便利なものですね。
移動中に1952年のオリンピック競技場も遠まきに見ることが出来ました。


観光地めぐりを終えたバスは、出発地のエスプラナーディ公園に戻って行きます。
車窓からの何気ない景色を見ながら、ふと気づきました。

ヘルシンキは良いところです。

ふと観光にやって来てまだ6日目なのに、すっかり愛おしい場所になりました。
ずっと昔からここに住んでいるような、優しい誤解をさせてくれる街です。

ここへ来てよかった、と思いながら、バスを降りました。


11時から1.5時間のツアーが終わって12時半です。おなかが減りました。

トラムに乗って、「かもめ食堂」にランチに行きましょう。次回へ続きます。


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フィンランド・エストニア旅行記(5日目/KIASMA・国立博物館・マーケット広場)  - 2013.10.19 Sat

今日もフィンランドの旅、5日目の続きです。
スオメンリンナ島から再びフェリーに乗り、ヘルシンキ中心部へ戻りました。

ヘルシンキカード(HC)を使い倒すべく、トラムで美術館を目指します。

まずは現代美術館KIASMA(もちろんHC利用可)に向かいました。
たくさん写真を撮ったのになぜか残っていません。扉だけお楽しみください。

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内部はスロープや螺旋階段、5層吹き抜けの大きな空間があります。
表参道ヒルズをちょっと思い出すけれど、曲線が多いぶん更に抽象的な印象でした。

展示されていたものは前衛的すぎて、私にはむつかしかったです。


続いて、KIASMAから徒歩5分ほどの国立博物館(HC利用可)へ行ってみました。

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古そうに見えて、20世紀初頭の建物です。チケットが可愛らしいです。

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残念ながらここも写真がほとんど残っていません。

身もふたもない説明をするならば、フィンランドにおける先史時代から現代までの
色々なものが展示されている博物館でした。

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KIASMAの現代美術のハードルが高すぎた私には、こちらのほうが楽しめました。


まだまだ明るい18時頃に、トラムでマーケット広場に戻りました。

Sさんは、トナカイの毛皮で作られたマットを物色しています。
私はマットはさておき、食べ物の屋台が気になります。

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アジアの屋台とは価格帯が違いすぎてびっくりしつつも、おいしそうです。

30バーツの焼き鳥とか45元の胡椒餅とかのほうが馴染みがあるけれど、ヨーロッパの
屋台にも挑戦してみることにしました。

パエリアを買ってみました。6€だったかしら。

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鮭・豆・パプリカ・人参、つなぎが米という感じの食べ物でした。
ピラフとリゾットを足して2で割ったくらいの水分量で、おこげは見当たりません。

かすかに芯が残るくらいの硬さが好きなのですが、それでも食べ進めるうちに
おいしくなってきました。何だか癖になる味です。

かかっている白いものはガーリックソースです。

周りの人が食べていた魚のフライ・ソーセージ・じゃがいものグリルなど、とにかく
ありとあらゆる食べ物に、このソースが盛大にかけられていました。

ほのかな酸味もあって確かにおいしいのだけれど、それにしても何にでも
かけすぎです。いろいろ食べても、全部同じ味になりそうです。

ヨーロッパの屋台デビューは、まずまずの手ごたえで終了しました。
ガーリックソースには気をつけましょう。

夜にはホテルスカンディック・マルスキに戻りました。

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お部屋でくつろぎながら、この日もエストニアのSAKUビールを飲みました。

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ヘルシンキ5日目の夜は、80円の格安ビールで更けていきました。


翌日へ続きます。いつも読んでくださってありがとうございます。



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フィンランド・エストニア旅行記(5日目/要塞の島とカフェ・パイパー)  - 2013.10.18 Fri

フィンランドの旅5日目、ヘルシンキの世界遺産スオメンリンナ島の続きです。

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ビジターセンターを出て、徒歩2、3分のところにあるエーレンスヴァルド博物館
(HC利用可)へ行きました。

橋を渡り、連なる要塞を眺めながら向かいます。


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エーレンスヴァルドは、先ほどの「スオメンリンナ博物館」で見た映像に何度も
出てきた人です。この島の要塞を作った司令官なのだそうです。

その後、歴代の指揮官が邸宅として使っていた建物が「エーレンスヴァルド博物館」です。
展示物もさることながら、家具や造作が魅力的でした。

柔らかい色合いの壁に、木目の美しい床が続いています。

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陶器の暖炉かしら。椅子と並んで猫足トリオです。

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博物館の後は、島の一番奥にある岬まで行ってみることにしました。

いかめしい要塞の石組に、空の青と芝生の緑が鮮やかでした。
不思議な静けさです。

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島の突端にあたる岬では、強い風が吹いていました。

大砲が並んでいてちょっと物騒です。異国のちびっこが乗っかっていました。

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ここから先はフィンランド湾、そしてバルト海が広がっています。

スウェーデンやロシアへ向かって開けた場所にあるからこそ、スオメンリンナ島が
要塞になってしまったということがよく分かります。

今では世界遺産の有名な観光地になり、フィンランド人にとってはピクニックなどで
訪れる行楽地でもあるようです。
短い夏の間には、島内の小さなビーチで泳いだりもするのだそうです。

9月初めのこの日はもう寒く、風の中では紅葉シーズンのような体感温度でした。

歩き回って少し疲れたので、あらかじめ目を付けていた「カフェ・パイパー」で
休憩することにしました。

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シンプルで、くつろげる雰囲気のカフェでした。

あっさりした木の内装や家具が、どうしてこんなに素敵なんでしょう。


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観光客だけでなく、島に住んでいる人たちも来ているようです。

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ちなみにこのペットボトルの水はガス入りで、何気なく開封したらものすごく
盛大に溢れ出してしまい、えらいことになりました。

この旅行中に3回くらい同じような目にあったような気もします。
ダサかったです。
日本で売っているガス入りのお水より、炭酸が強いのかしら。

そんな私を慰めてくれるような美しい青空が、窓の外に見えました。

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さて、フェリーでヘルシンキ市内に戻りましょう。

次回へ続きます。いつも読んでくださってありがとうございます。




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プロフィール

さえ

Author:さえ
ようこそ。3日に1度を目途に
更新する旅行記ブログです。
九州在住/1970年代生まれ/
事務仕事/兼業ライター/
時々主婦です。
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