2018-02

ラオスを旅したくなる本 - 2018.02.11 Sun

ビエンチャン旅行記が終わったところで、いつものやつです。
ラオスへ行ってみたくなる本のご紹介。


【ラオスにいったい何があるというんですか?紀行文集】







紀行文というものが昔から好きです。

この村上春樹さんの紀行文は、最近だとオードリーの若林正恭さんのキューバ
旅行記「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」と並んでツートップ、という
感じで楽しめました。(↑これもほんとに名著。キューバ行きたい。)

まあそれは置いておいて、まずは「ラオスにいったい何があるというんですか?」と
いうタイトルが素敵です。

以前からラオスという国が気になっていたけれど、2015年にこの本が出たことは、
やっぱり今回ビエンチャンへ行くきっかけのひとつになったかな。

ラオスにいったい何があるのか、自分の目で確かめてみようという気になります。

あ、春樹さんが出かけたのはルアンパバーンなんですけどね。

その時点で全然違うやんて話なんですけど、いや、やっぱりラオス行ってみて
良かったです。そしてこの本を読んでおくのもおすすめです。

何があるのか、もちろんそんな答えは簡単に出ないのだけれど、ラオスは本当に
素敵なところでした。

ちなみにこの本には、ルアンパバーンだけでなく、熊本とかほかの街への旅も
綴られているので、色々と楽しめます。

「ラオスにいったい何があるというんですか?紀行文集」を読めば、ふらりとラオスへ
出かけたくなることうけあいです。

ぜひどうぞ。

いつも読んでくださってありがとうございます。


 


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長崎を旅したくなる本と映画 - 2017.12.03 Sun

長崎の旅行記が終わったところで、長崎が舞台となった作品について書いてみます。
映画と、同名の原作小説のご紹介。

【横道世之介】




沖田修一監督作品 2013年公開作品 日本

「南極料理人」の沖田修一監督の映画です。
主演は高良健吾さん、ヒロインに吉高由里子さん、その他のキャストも綾野剛さんや
柄本佑さんなど、個人的に好きな俳優さんがたくさん出演されています。

こまごまとつっこみたいポイントはありますが、ちょっとなつかしい青春の匂いが何とも
言えないまぶしさと美しさで、ときめきながら観ることができました。

ちょっと浮世離れしたキャラクターのヒロイン祥子を演じる吉高由里子さんがとにかく
かわいらしく、無駄に口調をまねてトークしたくなります。語尾に「ですわ」とか。

長崎を旅したくなる映画、というタイトルで書いていますが、主人公の世之介は
東京で暮らす大学生であり、基本的には物語の主軸は東京にあります。

ただし長崎は物語の中でなかなかに効果的な景色として登場していて、故郷の
長崎に帰省して夏を過ごすシーンは本当に美しい。

1980年代の長崎を知らないけれど、きっとこんな感じだったんだろうなと思いながら
楽しめます。色使いが印象的で、海辺の風景がとても素敵です。

ロケは長崎市の何箇所かで行われており、伊王島という島も使われています。
リゾートアイランドであり古い教会などもあるという伊王島、一度行ってみたい。

何となく離島のイメージだったけれど、長崎市の中心市街地から陸続きなんですね。
1泊2日の旅ではちょっとせわしないかな。のんびり過ごしてみたいです。



ちなみに、原作である吉田修一さんの小説「横道世之介」は未読です。
文庫になっているんですね。



伊王島に行く機会を得たら、移動中にでも小説版を読めたら楽しそう。

「横道世之介」を観れば、長崎の海辺を旅してみたくなることうけあいです。
ぜひどうぞ。

いつも読んでくださってありがとうございます。



 

大阪を旅したくなる本 - 2017.09.07 Thu

久々に、旅に出たくなる本の話です。

大阪旅行のことを書いた後なので、大阪を旅したくなる短編小説です。

【夫婦善哉】



本としては短篇集ですが、タイトルにもなっている「夫婦善哉」は織田作之助の処女作。

織田作之助は戦後の無頼派というイメージが強いけれど、この「夫婦善哉」は
1940年、昭和15年に発表された短編小説です。

まさに太平洋戦争の前夜、日独伊三国同盟に調印してみたり、ワルシャワの
ゲットーが完成して36万人とも言われるユダヤ人が強制収容されたりしていた時代。

それでも、戦争の暗い影が忍び寄っているような小説ではありません。
井原西鶴の匂いがかすかに残っているというのか、大坂あるいは上方とでも言うべき
古い大阪の雰囲気が確かにそこにあります。

どうしようもないぼんぼんの柳吉と、そんな亭主に苦労してばかりいる芸者上がりの
蝶子。共感はまったく出来ないけれど、何だか気になってしまう2人のお話です。

ストーリーはもどかしいものの、語り口はリズミカルで方言のセリフも小気味よい。

今の大阪は大都会で色んな表情を持つ街だけれど、この作品に描かれるような
空気感も、ほんの少しだけ残っているような気がします。

今回の大阪旅でも歩いた法善寺横丁には、夫婦善哉を出す店が今もあります。

苔でふさふさのお不動さんの隣にある小さな店で、ちょっとのぞいてみたけれど
満席でした。なかなかの人気店のようです。

お店の名前は「夫婦善哉」。そのまんまやないかーい。
小説に出てくるとおりに、小さなお椀に入ったおぜんざいが二杯でワンセットに
なっているのだそうです。

次の機会には、夫と二人で夫婦善哉を食べてみよう。

「夫婦善哉」を読めば、大阪への旅に出たくなることうけあいです。

ぜひどうぞ。


   


宮古島を旅したくなる映画  - 2017.06.05 Mon

宮古島旅行記が終わったところで、ゆかりのありそうな映画をご紹介しておきましょう。

【深呼吸の必要】





篠原哲雄監督作品 2004年公開 日本


沖縄のサトウキビ畑で、短期のアルバイトをする若者たちの話です。

ストーリーとしては、バイトのために島にやってきた若者が、おじいとおばあの
サトウキビ畑を刈り取っていく、ただそれだけです。

そして集まって来た若者たちは、みんなそれなりに訳ありだったりします。
ありがちと言えばありがち。でも悪くない映画です。

キャストは

香里奈さん
谷原章介さん
長澤まさみさん
成宮寛貴さん
大森南朋さん
上地雄輔さん

などなど。撮影当時は、このメンバーを離島に集めることができたのですね。

作品の中では島の名前は名言されていないけれど、ロケ地は宮古島だったようです。

果てしないサトウキビ畑、強い日差し。
確かに宮古島っぽい。ただし物語の舞台としては、もっと小さな島なのかも。

割と淡々と進んでいきます。内部での恋愛とかも起こりません。

サトウキビを刈る単純作業が続きます。
思ったより続きます。

でも実際はもっともっと、延々と同じ作業が続くのですよね。

どこかシビアなリアルさもあります。沖縄の美しい風景にただただ癒やされる、
みたいなのを期待して観てはいけません。

ただし必要以上に感情移入する必要もないような気がして、深く考えず、
ぼーっと観るのが良いかなと個人的には思います。

宮古島旅行に行く前にぜひ観ておいて!!というタイプの作品ではないです。
どちらかというと、旅行の後にこの映画を観て、ちょっと切ない気持ちになって
みる、という使いかたのほうが良いかもしれません。

気が向いたかたは、ぜひどうぞ。

いつも読んでくださってありがとうございます。


 

ウラジオストクを旅したくなる映画 - 2016.11.20 Sun

ウラジオストク旅行記が終わったところで、ゆかりのありそうな映画をご紹介しておきましょう。

【ホテルビーナス】



タカハタ秀太監督作品 2004年公開 日本

フジテレビが作った、なぜか全編が韓国語のセリフ、日本語字幕で構成される映画です。
主演の草彅剛さんが、韓国語を話すキャラクターチョナン・カンとして活動されていた
頃のものなのだそうです。

公開当時には、この映画のことは全く知りませんでした。
今回ウラジオストク旅行を決めるにあたり、ウラジオってホテルビーナスの舞台よね、と
Sさんに言われて初めてその存在を知り、レンタルしてきました。

流行り物、企画ものの映画であるために、タイミングを外して観るとちょっと厳しいかなと
いう印象はどうしても残ります。

やっぱり消費期限が短いのですよね。当時はこういうのがおしゃれに見えたのかな。

そこがこの映画のキモだったのだろうけれど、韓国語で撮ったりしなければ、もうちょっと
映画としての寿命が伸びたのではと思ってしまいます。

ロケーション撮影にはウラジオストクの街や駅が使われていますが、それらしい街並みは、
そんなに多くは出てきません。無国籍な雰囲気を出すべく、どこの街であるかを簡単に特定
できないように撮られている、というところでしょうか。

でも、さりげなく美しく撮られていて好もしい映像です。淡いブルーの空の、ほんのりと
冷たいような、澄んだ空気の感じも伝わってきます。

役者さんもなかなか魅力的でした。

ウラジオストクに行く予定があるかたは、気分を盛り上げるために一度観てみるのも
良いと思います。特に旅の参考にはならないけれど。


【シベリア超特急】



水野晴郎監督作品 1996年公開 日本

一応紹介しておきましょうか。言わずと知れたカルトムービー。通称シベ超。
私が学生の頃は、シベリア超特急のロゴ入りTシャツとかもありました。

これはレビューが難しいタイプの作品ですが、とりあえず真剣に観てはいけません。
全くもって、愛すべきB級映画です。

列車が走っている感じが一切ないのがすごいです。疾走感ゼロ。

ちなみに舞台は、ウラジオストク行きのシベリア鉄道ではないようです。
列車はモスクワから、おそらくマンチュリアあたりに向かっているものでしょう。


何だかもう、何度観てもあっけにとられる、問題作です。本気なのかネタなのか、いや、
やっぱり本気かな。

山下閣下のカメラ目線が、なかなかに後を引きます。

ウラジオ全然関係ないやんて話ですが、シベリア鉄道へのロマンを託すべく、話の
タネに一度観てみても良いかと思います。

いかんせん情報の少ないウラジオストク。ちょっと異色な2本ですが、ぜひどうぞ。


  


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プロフィール

さえ

Author:さえ
ようこそ。旅行記ブログです。
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九州在住/1970年代生まれ/
事務仕事/兼業ライター/
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